国民皆保険 17 / 政府と製薬会社の癒着
Posted by guideboard on 2007/10/08/Mon
本記事の原典は、2006 年 9 月 3 日、http://sword.txt-nifty.com/guideboard/2006/09/post_44d4.html にアップされた。原典は削除された。
キーワード
政府、厚生労働省、医薬品医療機器総合機構、医薬品機構、産業界、財界、製薬会社、癒着
力のある製薬会社の思い通りになりはしないか。
もともと、厚生労働省に、米国の FDA の様な人材、予算、権限を持った組織がなく、政府と製薬会社の癒着のなすがままの薬事行政なのではないだろうか。
これまでの天下り役人、政治献金といったチャンネルだけでなく、こういう交流も産まれていたのだ。
毎日新聞 2006.9.3
医薬品機構:製薬企業OB9人を雇用 新薬の審査部門に
医薬品の安全性などを審査し、厚生労働省に新薬として承認すべきかどうか通知する独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(東京都千代田区)が04年4月の設立以降、製薬企業8社のOB9人を雇用していたことが分かった。企業で開発部門に携わっていた人物を審査部門に配属するなど、いずれも企業在職時と関係の深い業務に就いている。
記者の心配は、薬害エイズ問題のような、センセーショナルなことにしか目が向いていないようだが。
力のある会社の新薬が、早く承認され、高く売れるだろう。
今ある薬に新しい効能効果を認めるかどうか、それも製薬会社の力次第となる。
古くからある優れた薬、しかし製薬会社の力がないばかりに製造できなくなる薬が出てくるだろう。
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メソトレキセートという抗癌剤がある。それを極少量を使うことで関節リウマチに対する、最近までは、最も効果が高く、安価な治療薬だった。製造はワイス、販売は武田だ。しかし日本では、効能効果として関節リウマチは認められていなかった。価格が安過ぎて、それ単独の臨床試験をし直して効能効果の追加ができなかったとも聞いているし、メソトレキセートにちょっとコーティングを施しただけの薬に 9 倍以上の値段をつけて、新薬承認を取って売り出すことにしたとも聞いている ( メソトレキセート錠 2.5mg 47.7 円、リウマトレックス錠 2mg 355.5 円、2006 年 4 月現在の健康保険収載薬価 )。
政府と製薬会社が仲良くしても、国民にとってよいことは少ない様だ。
参考資料