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高知医療センター PFI 12 資料

Posted by guideboard on 2007/10/02/Tue

» 高知医療センター PFI 12

共同通信 2007.10.2

前院長の存在感が裏目 PFIの難しさも露呈 高知医療センター汚職 (1)

公立病院初のPFI方式で運営する高知医療センター(高知市)の汚職事件の背景には、収賄容疑で逮捕された同志社大教授で前院長瀬戸山元一(せとやま・もといち)容疑者(63)の存在感の大きさがあった。高知県と市が経営手腕を見込んで招いたことが裏目に出た形で、PFI事業の難しさも露呈した。

高知県警は、わいろの家具や家電の購入資金の出どころなどについて、オリックス・リアルエステート(現オリックス不動産)の元社員2人=贈賄容疑で逮捕=を追及、全容解明を進めている。

PFIは、特定目的会社(SPC)が施設整備や運営をする方式。民間の資本とノウハウを活用できるため、刑務所や学校などでも導入されている。

高知医療センターでは、オリックスグループを中心としたSPC「高知医療ピーエフアイ」が施設整備から開院後の運営を担当。センターは医療サービスに専念する形態を取っていた。

しかし、ピーエフアイ社は医療に関しては素人で、実際の運営では専門家の意見が不可欠だった。瀬戸山容疑者の発言力は強く、センターの元幹部は「施設整備の実質的な決定権を持っていた」と打ち明ける。

元社員2人はセンターとピーエフアイ社の調整役。センターの関係者は「週に1回程度のペースで頻繁に会っていた」と話し、別の関係者は「同じ職場で働くうちに癒着の機会が増えたのではないか」と指摘する。

わいろは瀬戸山容疑者が要求していたことが分かっており、捜査幹部は「2人は立場上断れなかった」とみる。

ピーエフアイ社とセンターの契約は30年。センターは「個人の犯行」と強調するが、ある捜査関係者は「開院わずか2年半で汚職が明るみに出た。あと二十数年続くと思うと怖い」と危機感をのぞかせた。

▽高知医療センター汚職事件

高知医療センター汚職事件 民間の資金や技術を活用するPFI方式を導入した全国初の公立病院「高知医療センター」の整備をめぐり、高知県警は9月16日、収賄容疑で前院長の同志社大教授瀬戸山元一(せとやま・もといち)容疑者を、贈賄容疑でセンターを運営する特定目的会社(SPC)「高知医療ピーエフアイ」の業務を担当していたオリックス・リアルエステート(現オリックス不動産)の元社員2人を逮捕した。前院長は2004年12月と05年1月、元社員2人から計約250万円相当の高級家具や家電製品などを受け取ったとされる。

識者談話 PFI方式見直しを (2)

石原俊彦(いしはら・としひこ)関西学院大教授(経営学)の話 PFI方式は発展途上で、贈収賄の温床になりやすいことが明らかになった。内部通告や監査制度を整備し、不正をチェックする仕組みを作り、PFI方式の見直しを進めるべきだ。

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