小泉改革 13 / 郵政民営化 6 / 岩國哲人衆議院議員
Posted by guideboard on 2007/09/30/Sun
2005 年 8 月 21 – 22 日、メモしておいたものを残しておく。
秀逸な例えです。
大阪日日新聞 2005.2.28
コラム「一月三舟」http://www.nnn.co.jp/dainichi/column/index.html
岩國哲人衆議院議員、元出雲市長
郵業の改革と破壊http://www.nnn.co.jp/dainichi/column/sansyu/essay0502.html#28
この問題はちょうど病院で診察を待っている患者の列に似ている。
重病患者で朝早くから待っている人、ゆっくりと出かけた人、それぞれの番号札を持っている時に、「八番さん、どうぞ」と一番先に呼ばれ、呼ばれた人がびっくり。
遠慮して後ろずさりしているのを無理矢理手術台に乗せられて、どうして私が先なんですかと聞くと、医者がこう説明する。
「ここの院長さんは一日一回、『改革』とやら言う手術をしないと気が済まない人でしてね、私も大変なんですよ。待合室をのぞいたら、体格も顔色もいいあなたが目に入った。こういう人なら手術をしても失敗がありませんからね。手術料が心配?だいじょうぶ、それがこの病院の珍しいところで、患者さんからは頂かないで待合室で待っている人たちから、しかも待っている人の待ち時間の長さに比例して負担して頂くという世界でも珍しいシステムなんです。どうです、ご安心できたでしょう。
ですから手術台から逃げだしたりしないでくださいよ。
昨日も、高速道夫という方がお見えになりましてね、院長さんのご指名で、『民営化』という手術をやったことにしてくれという注文。
とりあえず応急手当をしただけですが、手術料だけは充分に待合室の方たちから頂きました。国家、国民のためにお役に立つのが自分の願いだと言ってはいましたが、あの程度ではとてもお役に立つような健康体にはなれないで、きっとまたここへ帰ってきますよ。
今日の手術はあなたです。あなたは手術など必要がないと思ってらっしゃるが、うちの院長さんはあなたにひと目ぼれ。
あなたほど健康で手術に向いた人はいないとおっしゃってるんです。
今はお元気と思ってらっしゃるようですが、十年後にはあなたの体重も血液もきっと減ります。そのための手術ですからがまんして下さいよ。
え、十年後のことがどうして分かるかとおっしゃるんですか。
『備えあれば憂いなし』、これがここの院長の信条で、もう覚悟してくださいよ」
と言われているようなもの。
これは確かに世界の歴史に例のない奇跡的手術になるだろう。