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小泉改革 1

Posted by guideboard on 2007/09/27/Thu

日本中が熱狂して歓迎した小泉改革。その実像、実態に人々は気付かないままである。そして安倍政権に変わる頃、格差の拡大として人々が貧困の拡大を実感し始めたときにも、人々は「改革」すれば格差は是正されると、無邪気に信じている。

小泉改革とは、新自由主義、すなわち、

  1. 所得の再分配、つまり、地方と弱者に税金をばらまき格差を是正する田中角栄時代からの自民党の政策はコストがかかる政策であるから、これを階層の固定化、富める者がより富めるようにする政策への転換、
  2. グローバルスタンダード、世界標準という美辞麗句に隠れた米国政財界のための政策、これには米国債を引き受けることも含む、

これらは中曽根政権 ( ロンヤスといったロナルド・レーガン米国大統領と中曽根首相との親密さに表された対米追従政策 ) の頃からの政策転換であったとともに、橋本政権で挙げられた行財政改革の流れを受け、郵政、年金といった官僚の利権を破壊する公務員改革でもあった。

そしてその根本には、小泉元首相の私怨、すなわち、

  1. 角福戦争の流れを受けた田中派に対する旧福田派の戦い、これは旧田中派の農村利権から森派 ( 現町村派 ) の都市 ( 再 ) 開発利権へという自民党の利権構造の転換も含む、
  2. かつて自分を支持しなかった特定郵便局長会 ( 大樹会 ) という自民党支援団体の破壊、
  3. 厚生大臣時代に日医に恥をかかされた、これは中医協で日医が首を縦に振らなかったことで、予算編成の最後になって中医協の答申を待つために当時の小泉厚生大臣が閣議を止めるようにさせられたということらしい、

小泉首相は、就任時の演説で自民党をぶっ壊すと宣言して、派閥によらない人事、総選挙で刺客を送り込むなどして、これを実行、すなわち旧田中派 ( 旧橋本派、現津島派 ) を弱体化させることに成功し、後ろ二つの恨みにおいては、まず郵政民営化をやって、総選挙で大勝した後、次の改革として日医改革を挙げたのである。

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