日本医師会 / 情報戦略 3
Posted by guideboard on 2007/09/25/Tue
本記事の原典は、2006 年 11 月 7 日、http://sword.txt-nifty.com/guideboard/2006/11/__222e.html にアップされた。原典は削除された。
キーワード
広報戦略、情報戦略、テレビ CM、TV CM、コマーシャル、広告代理店、スポークスマン
このたび日医が制作した TV CM 3 本を拝見した。
大阪放送圏でのオンエアは、土曜日の朝の、朝日放送、毎日放送、関西テレビ各系列のニュースバラエティ、および朝日放送の土曜日夜の報道番組だった。
CM に必要な要素は何だろうか。
1. 何を伝えたいのか。商品の宣伝か、会社の意見か、ものや人、団体のイメージか。
2. どの時間帯のどの番組を、どういう視聴者層が見ているか。それに合わせた作り。
3. その時間帯にふさわしいイメージや BGM。
今回の日医の TV CM 3 本とも、これらが全くなっていないと思う。
土曜日の朝のニュースバラエティなら、サラリーマンお父さん方が見ている事が多いだろう。休日の朝だ。意見広告よりイメージの方がよくはないか。ならばもっと明るく爽やかなイメージを出したらどうか。BGM は軽やかな長調の音楽がよくはないか。
今回の CM は、意見が伝わらないし、イメージがネガティブだ。特に 3 本目は最悪だ。広報のアドバイザーとして日医に入っているという元電通社員は、業界側の意図を汲んでいるのではないか。政財官挙げての日医叩きという戦略の中に組み込まれている恐れはないか。
ニプロ、コムスンの TV CM を見習うのがよい。
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日医の記者会見がテレビに流れる事はほとんどない。ニュース性のある記者会見が少ないのであるが、ならば、ニュース性、すなわち報道機関の目を引くようなイメージを作り出したらどうか。
1. 美男または美女のスポークスマンを仕立てる。医師会員から見つけてきて養成することはできないだろうか。
2. 立って記者会見をする。むさ苦しい老人が座ってぼそぼそと下を向いて記者会見。これだけで何か後ろめたいものがあるのかと感じられる。
3. 政府や国会で何か動きがあったとき、すぐに日医執行部の意見を記者会見で公表する。
4. 新聞雑誌などに載る日医会長、副会長の写真は、スタイリストを付け、カメラマンが何カットも何通りも撮影して、イメージをよく検討して外に出す。欲得深そうな狸親父のイメージしか出て来ていないのではないか。長髪の常任理事がいたが、いくら優秀でも見た目で人心が離れてしまう。小泉総裁が誕生した時の小泉氏のポスターを思い出すとよい。
まとめたら、以下に記すような、こんな雰囲気だ。
会長副会長、常任理事が携帯電話やメールなどですぐに連絡を取り合って、日医の意見を簡単な言葉で表せる範囲でまとめ、美男美女の医師であるスポークスマンが立ってテレビカメラの前で記者会見をする。
年に何回か、カッコいい日医会長が毅然と、そして優しい視線で真摯に前を向いて国民に語りかけるイメージの意見広告が新聞に載る。
休日の朝、テレビをつけると、明るいイメージの爽やかな映像と音声が日本医師会の名前とともに、大脳の奥に届く。
同じ主義主張を述べるのでも、こうやったら少しは人々の理解が進むのではないか。
Yosyan 06/11/07
まだ目にしていないのですがあんまり評判は良くないようですね。
CM=イメージ戦略ですので、
御指摘の通り見た目は大事でしょうね。
ここは前首相ではありませんが、
伝えたい事を一つに絞って訴えるのが一番効果的でしょう。
たとえば「日医は変わった」なんてワンテーマで
具体的で分かり安いものが良いかと思います。
道標主人 06/11/07
Yosyan 先生
こんにちは、または、こんばんは
人間は中身が大切ですが、初対面の人に受け入れてもらえなければ、中身も分かってもらえない。よって外見は中身と同程度に大切なのではないでしょうか。
同じ事が組織にも、国にも言えるでしょう。
これから先、日医が本当に世のため人のための提言を行っていっても、「医師会が言う事と反対の事がよい政策」などとジャーナリストに叩かれる限り、医師は国や人々のお役に立つことができません。何せ、医師の言うことを聞かない方がよいのですからね。
せいぜい、目の前の一人の患者さんに全力を尽くすしかできません。ですが、医療は社会制度の一部であり、一人の名人芸だけで成り立つものではないのです。よって、国家社会に対しても医師として働きかける事、すなわち上医たるべきなのですが、今は、医師集団の外見が悪すぎるために、世間から上医になる事をお許しいただけないような感じです。