高知医療センター PFI 1 資料
Posted by guideboard on 2007/09/16/Sun
YOMIURI ONLINE 2007.9.16
業者から家電や家具、高知医療センター前院長を逮捕
公共事業に民間のノウハウを活用するPFI方式を全国で初めて病院経営に導入した高知医療センター(高知市)の前院長が、周辺業務を担当する業者から約250万円相当の家電製品などを受け取ったとして、高知県警は16日、前院長で同志社大教授の瀬戸山元一容疑者(63)(京都市左京区)を収賄容疑で、業者側の「高知医療ピーエフアイ」(高知市)元工事監督員松田卓穂(68)(広島市安佐南区)、同矢倉詔喬(のりたか)(64)(神戸市東灘区)両容疑者を贈賄容疑で、それぞれ逮捕。同センターや瀬戸山容疑者の自宅などを捜索した。
瀬戸山容疑者は「すべて自分で購入したものだ」と否認している。
調べでは、瀬戸山容疑者は2000年4月から院長予定者として病院施設整備の責任者を務めていた。施設内の設計変更でスペースの利用方法や医療機器の配置について、病院側の要望を抑えるなどピーエフアイ側に有利に取り計らった謝礼として、松田、矢倉両容疑者から04年12月にプラズマテレビ、05年1月にソファや冷蔵庫などを受け取った疑い。
松田、矢倉両容疑者は当時、ピーエフアイに参加していた「オリックス・リアルエステート」(当時)の従業員だった。
高知医療センターは05年3月の開院で、赤字だった高知市立市民病院と県立中央病院を統合した。経営コストを下げるために、PFI方式を導入。医療行為は医師らの病院企業団(旧高知県・高知市病院組合)が、周辺業務の医療事務や患者の給食などは、オリックスなど9社が出資して設立したピーエフアイが担当する分業制度をとっている。
瀬戸山容疑者は京大医学部卒。島根県立中央病院長時代に、全国で初めて「電子カルテ」を導入、病院経営の手腕が注目された。橋本大二郎・高知県知事らの要請で医療センターの院長予定者として、同病院組合理事に迎えられ、PFI方式の導入を提案した。
高知県と高知市は02年12月、ピーエフアイと、30年間で約2130億円の委託契約を結んでいる。
瀬戸山容疑者は02年3月、05年10月に業者と海外旅行し問題になった。06年1月、「健康上の問題」を理由に院長を辞職した。
医療センターは42診療科632床で、職員は734人。
(2007年9月16日22時12分 読売新聞)
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中國新聞 2007.9.16
収賄で同志社大教授逮捕 PFIの病院整備めぐり ’07/9/16
高知医療センター(高知市)の施設整備をめぐり、業者から高級家具や家電製品を受け取ったとして、高知県警捜査二課などは十六日、収賄容疑で、同志社大教授でセンターの前院長瀬戸山元一せとやま・もといち容疑者(63)=京都市左京区=を逮捕、センター内にある関係先や自宅を家宅捜索した。
「自分で購入したものだ」と容疑を否認しているという。
高知医療センターは民間の資金やノウハウを活用するPFI方式を導入した初の公立病院として、県立と高知市立の病院を統合して二〇〇五年三月に開院。瀬戸山容疑者は病院経営の手腕を買われ、昨年三月まで初代の院長を務めていた。
贈賄容疑で逮捕されたのは、センターを運営する特定目的会社(SPC)を構成するオリックス・リアルエステート(現オリックス不動産)の元従業員で無職松田卓穂まつだ・たくほ(68)=広島市、同矢倉詔喬やぐら・のりたか(64)=神戸市=の二容疑者。
調べでは、瀬戸山容疑者は開院前のセンター施設整備に関連し、オリックスを中心とした企業グループに有利な取り計らいをした謝礼として、〇四年十二月と〇五年一月の二回、当時高知市の自宅で松田容疑者らからソファや家具、プラズマテレビなど計二十一点(時価合計約二百五十万円相当)を受け取った疑い。
二〇〇〇年四月に院長予定者となり、高知県・高知市病院組合の理事を務めていた〇二年には、病院事業に参入を希望する業者らと旅行会社の費用負担で米国へ視察旅行をしたことが問題となり、減給処分を受けた。
瀬戸山容疑者は一九七〇年に京都大医学部を卒業。専門は外科で、京都府や島根県の病院の院長を歴任。島根の病院長時代には、全国に先駆けて「電子カルテシステム」を導入した。
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asahi.com 2007.9.16
前高知医療センター院長を収賄容疑で逮捕 業者から家具
2007年09月16日21時42分
高知県立中央病院と高知市民病院を統合して民間に委託するPFI方式で05年に開院した「高知医療センター」(高知市)の施設工事をめぐり、業者からテレビや家具を受け取ったとして、高知県警は16日、前院長で現同志社大大学院教授の瀬戸山元一(もといち)容疑者(63)=京都市左京区=を収賄容疑で逮捕。PFI事業を委託している特別目的会社(SPC)の構成企業のオリックス・リアルエステート(現オリックス不動産)の元従業員2人についても贈賄容疑で逮捕した。
瀬戸山容疑者は「すべて自分で購入したものだ」と容疑を否認、贈賄側は容疑を認めているという。
贈賄容疑で逮捕されたのは、いずれも同社の元従業員で無職松田卓穂容疑者(68)=広島市安佐南区=、矢倉詔喬容疑者(64)=神戸市東灘区。
SPC「高知医療ピーエフアイ」はオリックスやオリックス・リアルエステートなど11社で構成。瀬戸山容疑者は00年、同センターの設立母体の高知県・高知市病院企業団の前身、高知県・高知市病院組合の理事に院長予定者として就任。組合は02年12月、SPCと30年の事業契約を結び、約2132億円で病院建設のほか清掃や給食、診療報酬請求事務、薬や医療材料の調達などを委託。センターは05年に開院した。
県警捜査2課の調べでは、院長予定者の瀬戸山容疑者は04年12月下旬、SPCの工事監督員をしていた松田、矢倉両容疑者から、プラズマテレビなど電化製品2点、05年1月下旬にソファなど家具と家電計19点、合わせて約250万円相当を、両容疑者が担当する病院施設の施工に関して有利な取り計らいをした見返りと知りながら受け取った疑い。
瀬戸山容疑者は京大医学部卒。82年に舞鶴市民病院(京都府舞鶴市)の院長に就任。赤字経営を立て直した。92年からは島根県立中央病院(島根県出雲市)の院長となり、世界初とされる「電子カルテシステム」を導入。高知医療センターの開設では、PFI方式を施設建設だけでなく、全国で初めて病院経営にも採り入れ注目された。06年3月に体調不良などを理由に辞職した。
同年10月に同志社大学大学院総合政策科学研究科チェア・プロフェッサーに就任、学生への講座は担当していないが、各地で講演などを行っている。