医療崩壊 / 公共財としての医療
Posted by guideboard on 2007/09/02/Sun
本当に医療を公共財として大切に使ってくれるのだろうか。市民の草の根レベルの運動が実を結んでくれるのだろうか。現在の医療崩壊の元凶が、その多くの部分で人の心にあると思うので、いろいろと危惧してしまうところがある。
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『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会
http://plaza.rakuten.co.jp/iryo000/
ラーメン屋さん ( http://blog.livedoor.jp/gyogyon/ ) を経営していらっしゃる方が、小児科医療の危機を感じ取って立ち上げられたようだ。
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NPO 法人 地域医療を育てる会
http://www.geocities.jp/haruefjmt/
http://9020.teacup.com/haruefjmt/bbs
医師不足で話題になった千葉県立東金病院のあるところだ。
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県立柏原病院の小児科を守る会
城西大学経営学部伊関友伸准教授のブログでそのちらしとともに紹介されている。
http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-2192.html
そのちらしには、次のように書かれている。
本当に必要な人が、必要な時に受診できるよう、コンビニ感覚での病院受診を控えるようにしませんか
柏原病院から小児科医が1人もいなくなってしまうかもしれません
この団体にはバックがついているらしいという噂を聞いた。
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市民レベルの活動を、身銭切ってボランティアで頑張っていらっしゃる方々には敬意を表するが、単純に敬意を表するだけではなく、警戒もする。
これまで、医療は行政と市民 ( すなわち日本に住む多くの人々 ) によって使い潰されてきた。地域エゴは無くなるのだろうか。支配者が変わるだけになりはしないだろうか。
いわゆる市民活動家の方達の新たなネタになりはしないか。
公共財として地域全員で大切に使おうとしても、誰かが必ず抜け駆けをする。これまで、議員や官僚とその家族親族、救急外来に押し掛ける患者家族、さまざまな普通の方たちが、例えば救命ボートに我先にと群がっていた。同じことは無くならないだろう。北欧諸国での医療制度、社会福祉制度のように、みんなで我慢するという文化が日本には無い。
日本は、なまじ豊かになっただけに、お金のことで生命をあきらめるということが無い。宗教文化の違いからか、運命、天寿を受け入れるという概念も希薄になってしまった。
一言で言えば、民度というものだ。日本以外にもそういう人は多いだろうが。
参考資料
医療崩壊 / 公共財としての医療 / 地域医療を育てる会資料
医療崩壊 / 公共財としての医療 / 地域医療を育てる会資料 2
医療崩壊 / 公共財としての医療 / 県立柏原病院の小児科を守る会資料
医療崩壊 / 公共財としての医療 / 県立柏原病院の小児科を守る会資料 2
医療崩壊 / 公共財としての医療 / 兵庫県立柏原病院上田康夫副院長産婦人科部長資料
堀口舞 said
医療崩壊ー地域医療の崩壊は、今国民的な関心になっていると思いますが、わたしの知人の開業医の先生が最近、このテーマで執筆されています。
この本によると、その崩壊の主な責任は、医療行政の問題にあると指摘しています。つまり、医療費など年間2200億円削減のしわ寄せを、地域の医療現場に押しつけているとのことです。
このような、一開業の方々を含めて、現場の医療関係者から様々な議論が巻き起こってくることを期待したいところです。
『医は仁術か算術か―田舎医者モノ申す』(定塚甫著・社会批評社・1500円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/80-9.htm