海外医療事情 / SiCKO 資料
Posted by guideboard on 2007/08/30/Thu
日本の公式サイトでの各界からのコメント。医師のコメントはさすが、本質を知っている人のものだ。
伊藤隼也氏のものも真っ当なコメントである。この映画を見て日本の医療と較べたら、いつもの日本の医師叩きはできなくなりそうに思うが。
http://sicko.gyao.jp/
ドラマのような現実。命より高い保険料。 医療制度が変わる日本に住んでいる以上、もはや他人事ではないと思う。
坂口憲二さん(俳優・「医龍2」出演)
マイケル・ムーア監督の映画には優しさと愛と勇気を感じます。
内田有紀さん(女優・「医龍2」出演)
医療制度にこんな差がある事に衝撃を受けました。
今の日本の医療の事にも興味を持って貰えたら嬉しく思います。
小池徹平さん(俳優・「医龍2」出演)
『シッコ』で、マイケル・ムーアは怒りを愛に変える「白魔術師」になった。
人を信じて生きる勇気をくれる映画。
茂木健一郎さん(脳科学者)
これは私たちの映画。マイクは本当の戦士。人は今、怒りという爆発的道具を捨て、叡智えいちで世界への許しと、理解で同じ光を見ようとするべきなのだ!!!
菊地凛子さん(女優)
あせろ!アメリカ!!やせろ!マイケル!!
おちまさとさん(プロデューサー)
強者生存の国アメリカ、そして日本。しかし、どんな英雄も“病”を賜れば切なく肩を震わす一人の弱者となるだけだ。助け合うこと以外に、人に生きる道はないのだ。
名越康文さん(精神科医)
表現者と呼ばれる人達は、本能的にタブーに挑戦するものだ。
その意味でマイケル・ムーアは間違いなく表現者だと思う。
佐藤秀峰さん(漫画家・「ブラックジャックによろしく」)
米国医療は世界最低だと吠えるムーア。ご心配なく。もうすぐ日本が追い抜きますから。
海堂尊さん(医師・作家「チーム・バチスタの栄光」)
凄い映画だ!日々、ひどくなる日本医療の明日を見ているようだ。医療改悪を推し進める官僚と政治家はこの映画を見て勉強せよ!
伊藤隼也さん(写真家・医療ジャーナリスト)
“地獄の沙汰も金次第”米国医療の現実を見事にスクープ!ムーアは進化している。
川村晃司さん(テレビ朝日コメンテーター)
「構造改革」の名の下に、日本政府が進める医療分野への市場原理導入は、行き着くところは、悪夢のような「シッコ」の世界である。
岩上安身さん(ジャーナリスト)
日本一の突撃男も認定!
突撃アメリカ代表、マイケル・ムーアの愛と勇気に心から拍手!!
ヨネスケさん(タレント)
(順不同)
もう一つの公式サイトより。
http://www.gyao.jp/cinema/sicko/
2002年『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会に、2004年『華氏911』ではブッシュ大統領に突撃し、世界中に衝撃を与えたマイケル・ムーア。彼の次の標的は、医療費が高いことでも知られるアメリカの医療問題だった!
今回マイケルムーアが取り上げた医療制度は保険。生きるべきか、死ぬべきか− アメリカではそれを決めるのは保険会社。そのウラで医療費が払えないというだけで多くの国民が命を落としている…!泣く子も黙る超大国のはずなのに、なんと保険充実度は世界37位という先進国中最下位。「こんな医療制度はビョーキ(SiCKO)だ!!」とムーアが医療業界にメスを入れた。
「健康でいたければ、病気にならないようにするしかない」と豪語するマイケル・ムーアが命の最前線の暗部を暴く!
米国ではこの映画を好ましく思わない人が多いだろう。特に勝ち組の人たちにとっては。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/forbes/070713_google/
from Forbes.com 2007年7月13日
原文タイトル:The Google Blogger Vs. Sicko
原文掲載サイト:www.forbes.com
著者名:Andy Greenberg
原文公開日時:2007年7月2日
いったいLauren Turner氏なのか、それとも彼女の勤務先、米Googleなのか。どちらかがMichael Moore監督の最新作『SiCKO』にあまり好感を持っていないことは分かる。しかし、米国時間6月29日にGoogleの公式ブログページに Turner氏が投稿したMoore批判のレビューを読むと、どちらなのかを見極めるのは容易ではない。
Turner氏は「Moore氏は、米国の保健医療制度に関する例外的で感情に訴える最悪の例ばかりを集めてきて、それを保険、保健医療サービス、製薬などの業界と結びつけて攻撃している」と書いている。この公式ブログ「Health Advertising Blog」(保健医療広告ブログ)は、保健医療(ヘルスケア)業界に向けてGoogleが6月に立ち上げたばかりの新プロジェクトだ。さらに「Moore 氏の作品では、この業界が利潤の追求とマーケティングだけに左右されているかのように描かれていて、受診者の健康維持や介護に関心を向けていることは無視されている」と続く。
Turner氏のエントリは「Does negative press make you Sicko?」と題したものだ。「SiCKO」を「sick」に引っかけた、「否定的な報道は不快でしょう?」というジョークだ。エントリの後半では、Googleに広告を掲載することでMoore作品の業界批判に対抗しようと、保健医療業界に向けて勧めている。
ブロガーたちの反応は強烈だった。Googleは保険業界に迎合したとして集中砲火を浴びたのだ。高額の医療保険を販売する保険業界は、製薬業界と並んで、『SiCKO』で標的にされている。これを受けてTurner氏は、同ブログに新たなエントリを投稿し、1本目のエントリは個人的な意見に過ぎず、 Googleの公式見解ではないと釈明した。その内容はこうだ。「読者の中には映画『SiCKO』について私が書いたことが、実際はGoogleの意見だと考えた人がいる。そういう受け取り方をされるのももっともだ。なんといっても、ここは公式ブログなのだから。というわけで、あれは私のミスだった。誤解を招いた理由は納得した」
Googleがオンライン広告代理店としての役割を拡大するにつれて、広告主企業との友好関係がますます強まっている。今回の出来事はその事実を浮き彫りにした。さらに、Googleが広報活動に、変則的な形でブロガーを利用していることが、あらためて注目される結果になった。Googleはだいぶ以前から、さりげない広報活動にブログを利用してきた。同社の公式サイトを利用することもあれば、従業員の個人サイトを利用することもある。時として、その境界はあいまいになる。
例えば、GoogleのTrust & Safety(信頼と安全)部門で企業向け製品のマネジャーを務めるShuman Ghosemajumder氏は、shumans.comという個人ブログサイトを持っている。同サイトの免責条項には、発表された意見は個人的なものだと書かれているものの、Googleでのクリック詐欺問題を話題にすることが多い。Googleを擁護し、クリック詐欺問題コンサルタントを批判する論調だ。
Googleの上級ソフトウエア技術者Matt Cutts氏は個人Webサイトmattcutts.comで、同社のWebスパムフィルタリングの変更点についてしばしば取り上げている。このサイトは、ブログ関連ポータルサイトの米Technoratiで74位にランクインしている人気ブログだ。免責条項には、このサイトで発表した意見は Googleの見解ではないと書かれている。だが、Googleの決定事項に触れるエントリも少なくない。先月、英国のプライバシー擁護団体Privacy International(PI)がGoogleのプライバシー・ポリシーに否定的な評価を下した際、Cutts氏は詳細な反論を展開した。その内容は PIレポートの思慮不足を批判し、米Microsoftや米Yahoo!、米AOLのプライバシー保護が不十分であることを指摘するものだった。
検索業界のアナリストで自らブロガーでもあるDanny Sullivan氏は、Googleはこれらのブログを、社会に対して同社の見解を徐々に浸透させる手段として利用していると言う。「個人ブログを通じてニュースを発信すれば、さほど重要視されることも目立ち過ぎることもない。これまでにもブロガーたちがGoogleの広報部門に協力してきたケースがあったのは間違いない」(Sullivan氏)。このコメントに対して、Googleからコメントを得ることはできなかった。
Sullivan氏は、Turner氏がGoogleの公式ブログに投稿しているにもかかわらず、個人的な意見を公表しただけだと主張している点に注目し、「まるで二重人格だ」と指摘する。「Turner氏は公式ブログに個人的な意見を書き、Cutts氏は個人ブログに公式の意見を発表する。Googleの公式見解を解読したいと思っても、容易に見分けがつかないことになる」(Sullivan氏)