大淀事件 34 / 医療過誤専門弁護士
Posted by guideboard on 2007/08/22/Wed
本件に関連して、お二方の弁護士の名前を覚えた。
石川寛俊弁護士
大淀事件で原告ご遺族の代理人を務められている石川寛俊弁護士は、エイズ訴訟大阪原告団の弁護を努められたり、医療問題に造詣が深い方と伺っている。大阪の撃墜王とも呼ばれる凄腕でもあるという。
大淀事件では、有志の多数の医師がネット上に流れた情報を元に医学的立場から、医学、医療制度それぞれを顧みた的確な検証を行った。その元となった患者情報が流出したことを、石川弁護士はどうお思いになられたのかをここでは考察したり言及したりはしないが、大淀町の個人情報保護条例や医師などの守秘義務に反するものとして訴訟をちらつかせた。
m3.com はそれを受けて貴重なログを消し去ってしまった。
自然科学に基づく真実の探求よりも、依頼人の利益が大切なのは弁護士なら当たり前だ。日本の司法制度には、そういう司法のシステム自体が医学医療、国民の生命や健康に敵対してしまうという、制度上の限界があるともいえるだろう。
情報漏洩問題の過去記事の主なものは以下である。
» 大淀事件 27 / 情報漏洩問題
» 大淀事件 27 / 情報漏洩問題資料
» 大淀事件 30 / m3
» 大淀事件 30 / m3 資料
情報漏洩問題の画像資料は以下にある。
阪井千鶴子弁護士
この方は、徳島県で緊急帝切出生児の脳障害に係る裁判に置いて、原告患者側代理人を務められ、最高裁まで争って勝利された。医療過誤を専門に掲げられている、これまた凄腕の方であろう。
損害賠償請求控訴事件
大阪高等裁判所平成一五年(ネ)第一〇四四号
平成17年9月13日民事第四部判決
また、マチ弁日記おばさん弁護士の独り言というブログを主催していらっしゃる。母親でもあり、人情味あふれる方でいらっしゃるのだろう。
ただ、医療過誤専門とおっしゃった割には、大淀事件や、今まさに崩れ落ちていくまっただ中の医療については、あまりご存じないようだ。
正真正銘ひとりごと 作成日時 : 2007/06/27 21:05
突然、まじめな話をするが、ここ最近で一番ショックを受けたのは、奈良県の妊婦死亡事件の裁判のニュースである。
私も、昨年、最高裁まで争った産婦人科分野の訴訟では、某サイトで書き込まれた記事を読んで、正直言ってめげた。
で、今回、何にショックを受けたかというと、医療側の主張である。今まで、産婦人科分野の訴訟をするたびに、一病院を相手にしていると言うよりも、産婦人科学会を相手にしているという感が強かった。裁判所が「鑑定」という度に、私は、その鑑定医の推薦はどこに頼むの?産婦人科学会相手の裁判で、医師会の顧問弁護士が代理人で出てきているのに、学会に推薦して貰うの?医師会に推薦して貰うの?学会と関係のない大学なんてあるの?近畿の医療訴訟での裁判所ネットワークって何?って思ってた。そして、医療側が出してくる私的鑑定書は、鑑定人の名前を見れば、産婦人科学会を通じて頼んでいるのねと丸わかり。当時産婦人科学会の牙城と言われていた「某大学の助教授」だったりした。それを見て、いつも、自分が相手にしているのは、一病院じゃない、産婦人科学会なんだと思っていた。
ところが、今回の奈良の裁判では、報道が正しければ、被告は「医療界」をあげて、闘うらしい。おっきくなってる!!
しかし、医療界をあげて闘うのであれば、裁判所はどこに鑑定依頼をするのだろう。大阪地裁17民事部の裁判官たちも、今頃、悩んでいるのでは?
突然 作成日時 : 2007/08/19 20:25
相談者が望んでいることは医師を個人的に攻撃することではない。
相談者は、「何が起こったのか知りたい」という場合が多い。そして、金銭的なことは二の次のケースが多い。
医学と日本の医療制度の限界が示された本事件であったが、国立循環器病センターで亡くなられた方とその後遺族の方々を、まことにお気の毒に思う。そのご遺族は、本事件が報道された最初にどのようにコメントされたか。阪井弁護士はご存じないのだろう。
» 大淀事件 01 資料 / 各社報道 第一報 20061017
夫の晋輔さん(24)は「実香が意識を失っても大淀病院の主治医は『単なる失神でしょう』と言って仮眠をとっていた。命を助けようという行動は一切見えなかった。決して許せない」と訴えている。
(2006年10月17日 読売新聞)
亡くなった患者さんが意識を失った時点と脳内出血がいつ起こったかの問題、担当医が仮眠を取っていたかと各所へ連絡を取っていたかの真実は、この第一報以後、数多く検討が加えられているし、裁判で新たな事実が判明することもあろう。
「決して許さない」、こうコメントされている。ご主人がこういうコメントをされたことは無理もない。だが、阪井弁護士は、医療事故、医療過誤の被害者たる患者さんやご遺族は真実が知りたいのだとおっしゃる。
乖離しているのではないか。復讐願望、処罰感情や金銭要求は全くないのだろうか。
後は炎上、祭となってしまった阪井弁護士のブログを、見ることが叶うなら、ご覧頂きたい。
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松坊堂日乗の逆襲 said
不都合な真実The Inconvenient Truth
ずっと、心に思っていたことを、実名のブログで書いてしまった。 正真正銘ひとりご