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大淀事件 32 / 陣痛促進剤

Posted by guideboard on 2007/07/16/Mon

亡くなられた方は、予定日超過のために誘発目的で大淀病院に入院し、PGE2 による誘発が開始されていた。
» 大淀事件 01 資料 4 / 近県者情報 20061018

これだけでは、通常よくある対処であり、これが子癇や脳内出血には結びつかない。

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ご遺族の方々が相次いで奈良女子大学の教壇に立たれた。いずれ母となるであろう女子学生に、体験と心境を語る。その勇気ある尊いお志に敬意を表したい。教壇へ招いたのは「陣痛促進剤による被害を考える会」メンバーの栗岡幹英奈良女子大学教授。

毎日新聞 2007.5.30
奈良・妊婦転送死亡:「母になるあなたへ」
義父、奈良女大で講演
陣痛促進剤は実香さんにも投与された薬で、憲治さんは「いつか出産する女子学生に、被害者にならないための知識を身につけてほしい」と講演を快諾した。

義父の方が陣痛促進剤についてどう捉えてどういうお話をされたかは分からないが、この記事では、微妙につながって読める。

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陣痛促進剤による被害を考える会のウェブサイトを拝見させて頂く。

http://homepage1.nifty.com/hkr/higai/

被害者の視点を忘れずに「産科医療」の事故・裁判・質・システムを考えるシンポジウム ( 2007.4.28 エル大阪 ) の記事が目にとまる。

注目を集める事件の真相を語る
●陣痛促進剤事故を繰り返すリピーター医師
 出元明美さん(「陣痛促進剤による被害を考える会」代表)
●横浜市堀病院の母体死亡事故
 吉野克則さん(被害者遺族)
●奈良県大淀町立病院の母体死亡事故
 高崎晋輔さん高崎憲治さん(被害者遺族)
●福島県立大野病院の母体死亡事故
 鳥集 徹さん(ジャーナリスト)
●金沢大学医学部産婦人科の無断臨床試験裁判
 打出喜義さん(「金沢大学病院 産婦人科」医師)
パネル・ディスカッション
〜被害を繰り返さないための産科医療改革運動20年の意味と今後を考える〜
石川寛俊弁護士、岡本隆吉さん他、

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そしてこういうサイトを拝見させて頂くことができる。

日々のたわごと・医療問題資料館

http://symposium.b-r.under.jp/

http://symposium.b-r.under.jp/?eid=551249

http://symposium.b-r.under.jp/?eid=554323

http://symposium.b-r.under.jp/?eid=555247

http://symposium.b-r.under.jp/?eid=555249

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さらにここを拝見させて頂く。
新小児科医のつぶやき

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070626

http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070706 ( ここのコメント欄 )

第四の権力ともいわれるマスコミ。崇高な目標と尊い努力を払いながら、現実社会の荒廃を後押しをしてしまう集団。これらの方々のおっしゃるところの理想の医療を目指す流れはますます激しくなっていく。いつかその理想に到達できる日が来るのだろうか。

第一回口頭弁論を伝える報道も、毎日新聞と共同通信ではだいぶトーンが異なる。

毎日新聞 2007.6.26
奈良・妊婦転送死亡:賠償訴訟 初弁論、夫が涙の訴え 両親も癒えぬ悲しみ
「命助けようとする必死さ伝わらなかった」
弁論で、母は被告側の「社会的なバッシングで大淀病院は周産期医療から撤退した」との意見表明に心を痛めた。「実香の死で病院が閉鎖に追い込まれたかのような主張。実香も『そうじゃないでしょ』と言いたいと思う」と少し口調を強めた。

共同通信 2007.6.25
「遺族は責任を転嫁」 妊婦死亡で町が争う姿勢
町側代理人は「診療体制の問題点を特定の医師、医療機関に責任転嫁しようとしており、到底許容できない」と主張。提訴を「正当な批判を超えたバッシング」と批判し「結果として病院は周産期医療から撤退、県南部は産科医療の崩壊に至っている」と述べた。

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最後にこれを見る。これが現実である。

asahi.com 関西 2006.12.22
奈良・大淀病院、分娩対応中止へ 県南部のお産の場消える
奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、重体になった妊婦(当時32)が計19病院に搬送の受け入れを断られた末、大阪府内の病院で死亡した問題で、同病院が来年3月で分娩(ぶんべん)の取り扱いを休止することがわかった。同病院の産婦人科にはこの妊婦を担当した常勤の男性医師(59)しかおらず、長年にわたる激務や妊婦死亡をめぐる対応で心労が重なったほか、別の産科医確保の見通しが立たないことなどが理由とみられる。

毎日新聞 2007.7.12
奈良・妊婦転送死亡:大淀病院、産科医探し 県制度利用も応募めどなし
同病院は問題発覚後の今年3月末、婦人科を残して産科を休診、県南部の分娩(ぶんべん)施設がなくなっていた。

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その昔、理想郷を求めた人たちがいたが、たどりついた理想郷には何もなかった。

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参考資料

大淀事件 32 / 陣痛促進剤資料
大淀事件 31 / 20070625 第一回口頭弁論資料

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追記

ご遺族の主張は、担当医を絶対許さないといいつつ、医療制度の問題であり医療の充実をと訴え、提訴時には損害賠償額を明らかにせず、奈良県南部の産科医療が消えてしまったためなのか同病院の産科医療の存続を訴え、それも訴えた相手に逃げるな、お前がやれとおっしゃる。ご遺族の主張には軸がいくつかあるように感じる。

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追記

これも報道されていたことであるが、亡くなられた方のご主人は、25 年前、本件の元産婦人科部長が取り上げた子だった。

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追記

上記、新小児科医のつぶやき http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/ でも触れられていることである。2007.5.29、ABC のテレビドキュメンタリー、悲鳴病棟の放送を拝見すると、亡くなられた方の、まだ陣痛が続いている最中の映像、そして帝切、脳外科手術後の病室での映像までが、手ぶれもなく、鮮明に記録されている。

悲しみに暮れるご主人は常に映っている。大変においたわしい限りである。だれがこの冷徹な映像を撮ったのだろう。これほど説得力を持って視聴者を圧倒できる映像は、なかなか見ることはない。

大淀事件 32 / 画像資料

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