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大淀事件 01 資料 / 各社報道 第一報 20061017

Posted by guideboard on 2007/07/01/Sun

» 大淀事件 01 ( 20061019 / 01:11 )

毎日新聞 2006.10.17 ( m3 )

病院受け入れ拒否:意識不明、6時間“放置” 妊婦転送で奈良18病院、脳内出血死亡

◇手術は60キロ先の大阪

奈良県大淀町立大淀病院で今年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明に陥った妊婦に対し、受け入れを打診された18病院が拒否し、妊婦は6時間後にようやく約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に収容されたことが分かった。妊婦は、脳内出血と帝王切開の手術をほぼ同時に受け元気な男児を出産したが、約1週間後に死亡した。遺族は「意識不明になってから長時間放置され、母体の死亡につながった」と態勢の不備や病院の対応を批判。大淀病院側は「できるだけのことはやった」としている。過疎地の産科医療体制が社会問題化する中、奈良県や大淀町は対応を迫られそうだ。(31面に関連記事)

◇県外搬送常態化

遺族や病院関係者によると、妊婦は同県五條市に住んでいた高崎実香さん(32)。出産予定日を過ぎた妊娠41週の8月7日午前、大淀病院に入院した。8日午前0時ごろ、頭痛を訴えて約15分後に意識不明に陥った。

産科担当医は急変から約1時間45分後、同県内で危険度の高い母子の治療や搬送先を照会する拠点の同県立医科大学付属病院(橿原市)に受け入れを打診したが、同病院は「母体治療のベッドが満床」と断った。同病院産科当直医が午前2時半ごろ、もう一つの拠点施設である県立奈良病院(奈良市)に受け入れを要請。しかし奈良病院も満床を理由に、応じなかった。

医大病院は、当直医4人のうち2人が通常勤務をしながら大阪府を中心に電話で搬送先を探したが決まらず、午前4時半ごろ19カ所目の国立循環器病センターに決まったという。高崎さんは約1時間かけて救急車で運ばれ、同センターに午前6時ごろ到着。脳内出血と診断され、緊急手術と帝王切開を実施、男児を出産した。高崎さんは同月16日に死亡した。

大淀病院はこれまでに2度、高崎さんの遺族に状況を説明した。それによると、産科担当医は入院後に陣痛促進剤を投与。容体急変の後、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の妊婦が分娩中にけいれんを起こす「子癇(しかん)発作」と判断し、けいれんを和らげる薬を投与した。当直の内科医が脳に異状が起きた疑いを指摘し、CT(コンピューター断層撮影)の必要性を主張したが、産科医は受け入れなかったという。

緊急、高度な治療が必要な母子について、厚生労働省は来年度中に都道府県単位で総合周産期母子医療センターを指定するよう通知したが、奈良など8県が未整備で、母体の県外搬送が常態化している。

大淀病院の原育史院長は「担当医が子癇発作と判断して処置した。脳内出血の疑いも検討したが、判明しても対応しようがなく、診断と治療を対応可能な病院に依頼して、連絡を待っていた。ご遺族とは誠意を持って対応させていただいている」と話した。一方、高崎さんの遺族は「大淀病院は、脳外科を備えながら専門医に連絡すら取っていない。長時間ほったらかしで適切な処置ができていれば母体は助かったはずだ」と話している。

【林由紀子、青木絵美】

◇「確認可能なはず」

妊婦が意識を失った場合、子癇発作と脳内出血の差はどう判別されるのか。県立医大の小林浩・産科婦人科教授によると「いずれもけいれんを起こし、普通どちらなのかは判断できない」という。一方、別の産科医は「頭痛があり、妊娠高血圧症候群がないなら、脳内出血を疑うべきだ。病院内にCTがあるなら、確認は可能だったはず」と話す。

遺族は「脳内出血を疑う情報が、転院依頼先の病院に伝わっていれば、次々と断られることはなかったのでは」と訴える。

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毎日新聞 2006.10.17 ( mainichi-msn )

分べん中意識不明:18病院が受け入れ拒否…出産…死亡

「お母さんが分かるのか、仏壇の前だと不思議に泣き止むんです」。父晋輔さん(左)に抱かれる長男の奏太ちゃん=青木絵美写す

奈良県大淀町立大淀病院で今年8月、分べん中に意識不明に陥った妊婦に対し、受け入れを打診された18病院が拒否し、妊婦は6時間後にようやく約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に収容されたことが分かった。脳内出血と帝王切開の手術をほぼ同時に受け男児を出産したが、妊婦は約1週間後に死亡した。遺族は「意識不明になってから長時間放置され、死亡につながった」と態勢の不備や病院の対応を批判。大淀病院側は「できるだけのことはやった」としている。

妊婦は同県五条市に住んでいた高崎実香さん(32)。遺族や病院関係者によると、出産予定日を過ぎた妊娠41週の8月7日午前、大淀病院に入院した。8日午前0時ごろ、頭痛を訴えて約15分後に意識不明に陥った。

産科担当医は急変から約1時間45分後、同県内で危険度の高い母子の治療や搬送先を照会する拠点の同県立医科大学付属病院(橿原市)に受け入れを打診したが、同病院は「母体治療のベッドが満床」と断った。

その後、同病院産科当直医が午前2時半ごろ、もう一つの拠点施設である県立奈良病院(奈良市)に受け入れを要請。しかし奈良病院も新生児の集中治療病床の満床を理由に、応じなかった。

医大病院は、当直医4人のうち2人が通常勤務をしながら大阪府を中心に電話で搬送先を探したがなかなか決まらず、午前4時半ごろになって19カ所目の国立循環器病センターに決まったという。高崎さんは約1時間かけて救急車で運ばれ、同センターに午前6時ごろ到着。同センターで脳内出血と診断され、緊急手術と帝王切開を実施、男児を出産した。高崎さんは同月16日に死亡した。

大淀病院はこれまでに2度、高崎さんの遺族に状況を説明した。それによると、産科担当医は入院後に陣痛促進剤を投与。容体急変の後、妊娠中毒症の妊婦が分べん中にけいれんを起こす「子癇(しかん)発作」と判断し、けいれんを和らげる薬を投与した。この日当直の内科医が脳に異状が起きた疑いを指摘し、CT(コンピューター断層撮影)の必要性を主張したが、産科医は受け入れなかったという。

緊急治療が必要な母子について、厚生労働省は来年度中に都道府県単位で総合周産期母子医療センターを指定するよう通知したが、奈良など8県が未整備で、母体の県外搬送が常態化している。

大淀病院の原育史院長は「脳内出血の疑いも検討したが、もし出血が判明してもうちでは対応しようがなく、診断と治療を対応可能な病院に依頼して、受け入れ連絡を待っていた」と話した。

一方、高崎さんの遺族は「大淀病院は、総合病院として脳外科を備えながら専門医に連絡すら取っていない適切な処置ができていれば助かったはずだ」と話している。

【林由紀子、青木絵美】

毎日新聞 2006年10月17日 3時00分

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asahi.com 2006.10.17

奈良の妊婦が死亡 19病院が転送拒否、6時間“放置”

奈良県大淀町の町立大淀病院で今年8月、出産中の妊婦が意識不明の重体に陥り、受け入れ先の病院を探したが、同県立医大付属病院(同県橿原市)など19病院に「ベッドが満床」などと拒否されていたことがわかった。妊婦は約6時間後に約60キロ離れた大阪府吹田市の国立循環器病センターに搬送され、男児を出産したが、脳内出血のため8日後に死亡した。

妊婦は、奈良県五條市に住んでいた高崎実香さん(32)。大淀病院によると、出産予定日の約1週間後の8月7日に入院した。主治医は高崎さんに分娩(ぶんべん)誘発剤を投与。高崎さんは8日午前0時ごろ頭痛を訴え、約15分後に意識を失った。

主治医は分娩中にけいれんを起こす「子癇(しかん)」発作と判断、けいれんを和らげる薬を投与する一方、同日午前1時50分ごろ、同県の産婦人科拠点施設・県立医大付属病院に受け入れを依頼したが、断られたという。

付属病院と大淀病院の医師らが大阪府内などの病院に受け入れを打診したが拒否が続き、国立循環器病センターが応じた。高崎さんは同センターに同日午前6時ごろ到着、脳内出血と診断され、緊急手術で男児を出産したが、8月16日に死亡した。男児は元気だという。

大淀病院の横沢一二三事務局長は「脳内出血を子癇発作と間違ったことは担当医が認めている」と話した。搬送が遅れたことについては「人員不足などを抱える今の病院のシステムでは、このような対応はやむを得なかった。補償も視野に遺族と話していきたい」としている。

実香さんの夫で会社員の晋輔さん(24)は「病院側は一生懸命やったと言うが、現場にいた家族はそうは感じていない」と話した。生まれた長男は奏太ちゃんと名付けられた。実香さんと2人で考えた名前だったという。

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Sankei Web 2006.10.17

意識不明の妊婦、18病院が転送拒否 8日後死亡

奈良県大淀町の町立大淀病院で今年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明に陥った妊婦が、同県内の県立病院など18病院から「満床」などを理由に次々と受け入れを拒否され、最終的に、大淀病院から約60キロ離れた大阪府吹田市の国立循環器病センターまで搬送されていたことが17日分かった。女性が同センターに搬送されたのは、意識不明になってから約6時間後で、最初の奈良県内の病院への受け入れ打診から約4時間が経過。緊急手術で男児は無事に出産したが、本人は出産後も意識が戻らず8日後に死亡した。

妊婦は奈良県五條市に住んでいた女性(32)。県医務課などによると、女性は出産予定日を過ぎた8月7日午前、大淀病院に入院し、翌8日午前0時過ぎ、分娩中に意識不明に陥った。

このため、大淀病院は同2時前になって、県内の拠点病院である県立医大付属病院(橿原市)に受け入れを打診したが、医大病院は満床のため断念。その後、医大病院の当直医2人が県内外で受け入れ先を探したが、別の拠点病院の県立奈良病院(奈良市)を含む17病院にも、「満床」を理由に拒否され続けた。

同4時半ごろになって、国立循環器病センターでの受け入れが決定した。

大淀病院によると、女性の容体急変について、当直医は脳に異状が起きた可能性を指摘し、病院ではCT撮影の必要性を検討したが、担当の産科医は妊婦特有の「子癇(しかん)発作」と判断し、CTも撮らなかったという。同病院は「判断ミスがあった」としている。

(10/17 13:03)

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YOMIURI ONLINE 関西発 2006.10.17

出産で意識不明、18病院受け入れ断る…1週間後死亡

奈良県大淀町立大淀病院で8月、出産の際に意識不明になった同県五條市の妊婦について、受け入れを打診された18病院が断り、約6時間後、60キロ離れた大阪府吹田市内の病院に搬送されていたことが、明らかになった。妊婦は脳内出血で緊急手術を受け、帝王切開で男児を出産したものの、約1週間後に死亡した。

大淀病院などによると、妊婦は高崎実香さん(当時32歳)で、高崎さんは8月7日に入院。8日午前0時ごろ、頭痛を訴えて意識不明になった。産科担当医が、同県立医大付属病院、県立奈良病院に受け入れを要請したが、いずれも満床。その後、同付属病院の当直医が電話で搬送先を探し、大淀病院で待機していた高崎さんは約6時間後、吹田市の国立循環器病センターに収容された。

大淀病院は、容体が急変した際、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の妊婦が分娩(ぶんべん)中にけいれんを起こす「子癇(しかん)発作」と判断、脳出血の治療などはしていなかった。原育史院長は「結果として判断ミスがあった」と話している。夫の晋輔さん(24)は「実香が意識を失っても、大淀病院の主治医は『単なる失神でしょう』と言って仮眠をとっていた。命を助けようという行動は一切見えなかった」と訴えている。

(2006年10月17日 読売新聞)

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YOMIURI ONLINE 2006.10.17

出産で意識不明、18病院受け入れ断る
女性、1週間後死亡

奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、出産の際に意識不明になった同県五條市の女性について、受け入れを打診された18の病院が断り、約6時間後、60キロ離れた大阪府吹田市内の病院に搬送されていたことが、明らかになった。女性は脳内出血で緊急手術を受け、同時に帝王切開で男児を出産したが、約1週間後に死亡した。

大淀病院などによると、死亡したのは高崎実香さん(当時32歳)。高崎さんは8月7日に入院。8日午前0時ごろ、頭痛を訴えて意識不明になった。産科担当医が、同県立医大付属病院などに受け入れを要請したが、いずれも満床。同付属病院の当直医が電話で搬送先を探し、大淀病院で待機していた高崎さんは約6時間後、吹田市の国立循環器病センターに収容された。

大淀病院は、容体が急変した際、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の妊婦が分娩(ぶんべん)中にけいれんを起こす「子癇(しかん)発作」と診断、脳出血の治療などはしていなかった。原育史院長は「結果として判断ミスがあった」と話している。

夫の晋輔さん(24)は「実香が意識を失っても大淀病院の主治医は『単なる失神でしょう』と言って仮眠をとっていた。命を助けようという行動は一切見えなかった。決して許せない」と訴えている。

(2006年10月17日 読売新聞)

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TBS 2006.10.17

19病院たらい回しにされ妊婦が死亡

奈良県大淀町の町立病院で、分娩中に意識不明になった女性が、19の病院をたらい回しにされたあげく、出産の1週間後に死亡していたことがわかりました。

「ベッドが満床なだけで治療をもっと早くしてあげられなかった。今でも悔しいです」(亡くなった高崎実香さんの夫・高崎晋輔さん)

こう訴えるのは、死亡した奈良県五條市の高崎実香さんの夫、晋輔さん(24)です。実香さんは今年8月、出産のため入院していた町立大淀病院で頭痛を訴え、分娩中に意識不明になりました。

担当医師は、まず、奈良県立病院に受け入れを打診。しかし、「ベッドがいっぱい」という理由で断られます。危険度の高い母子の搬送先を探すよう、県から指定されている奈良県立医大病院は、別の受け入れ先を探しましたが、18の病院に拒否され(奈良県立医大病院を含まず)、ようやく運び込まれたのは60キロ離れた大阪の国立循環器病センターでした。

実香さんは6時間もの間、適切な処置を受けられなかったことになります。脳内出血と診断された実香さんは、緊急手術の末、男の子を帝王切開で出産しましたが、一週間後に亡くなりました。

厚生労働省は、出産前後の急変に備え、都道府県ごとに医療センターを設置するよう通知しています。しかし、奈良県など8つの県ではいまだ整備されておらず、県外への搬送が日常化していたということです。

「もっといい搬送システムを立ち上げていただいて、もう二度とこんなことが起こらないように」(亡くなった高崎実香さんの夫・高崎晋輔さん)

地方での産科医療の不備が叫ばれる中で起きた今回の悲劇。一刻も早い対策が求められています。

(17日23:23)

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神戸新聞 共同 2006.10.17

処置遅れて出産後に死亡

奈良県大淀町立大淀病院で分娩中に意識不明になった奈良県の妊婦(32)が、受け入れ先の病院に次々断られ、大阪府の病院に収容されるまでに約6時間かかっていたことが17日、分かった。妊婦は転送先で緊急手術を受け出産したが、約1週間後に死亡した。

県福祉部によると、奈良県では緊急、高度な医療が必要な妊婦の約3割が県外に転送されており、態勢の不備が問われそうだ。

大淀病院によると、妊婦は今年8月7日、分娩のため同病院に入院。8日午前零時すぎに頭痛を訴えて意識不明になった。主治医は分娩中にけいれんを起こす発作と判断し、県立医大病院(橿原市)に受け入れを打診したが満床を理由に断られた。

医大病院が県内外の転送先を探したが18カ所に断られ、大阪府吹田市の国立循環器病センターが受け入れ先に決まったのは同日午前4時半ごろ。午前6時すぎに転送後、脳内出血と診断され、脳内出血と帝王切開の手術を受け男児を出産。妊婦は意識不明のまま8月16日に死亡した。

大淀病院では、転送先を探す途中で内科医が脳の異常の可能性を指摘したが、主治医はコンピューター断層撮影装置(CT)にかけなかった。病院側は「妊婦を動かすことでかえって危険が増すと判断した。しかし結果的に判断ミスだった」と非を認めた。

妊婦の親族は「長時間ほったらかしにされた。適切な処置ができていれば助かったはずだ」と話している。

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日刊スポーツ 2006.10.17

処置遅れて出産後に死亡、転送拒否続く

奈良県大淀町立大淀病院で分娩(ぶんべん)中に意識不明になった奈良県の妊婦(32)が、受け入れ先の病院に次々断られ、大阪府の病院に収容されるまでに約6時間かかっていたことが17日、分かった。妊婦は転送先で緊急手術を受け出産したが、約1週間後に死亡した。

県福祉部によると、奈良県では緊急、高度な医療が必要な妊婦の約3割が県外に転送されており、態勢の不備が問われそうだ。

大淀病院によると、妊婦は今年8月7日、分娩のため同病院に入院。8日午前0時すぎに頭痛を訴えて意識不明になった。主治医は分娩中にけいれんを起こす発作と判断し、県立医大病院(橿原市)に受け入れを打診したが満床を理由に断られた。

医大病院が県内外の転送先を探したが18カ所に断られ、大阪府吹田市の国立循環器病センターが受け入れ先に決まったのは同日午前4時半ごろ。午前6時すぎに転送後、脳内出血と診断され、脳内出血と帝王切開の手術を受け男児を出産。妊婦は意識不明のまま8月16日に死亡した。

大淀病院では、転送先を探す途中で内科医が脳の異常の可能性を指摘したが、主治医はコンピューター断層撮影装置(CT)にかけなかった。病院側は「妊婦を動かすことでかえって危険が増すと判断した。しかし結果的に判断ミスだった」と非を認めた。

[2006年10月17日14時35分]

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関西テレビ 2006.10.17

奈良県の町立病院で分娩中に意識不明になった妊婦が、18の病院に受け入れを断られ、6時間後にようやく大阪の病院に搬送されていたことがわかりました。この妊婦は出産後、死亡しました。奈良県大淀町の町立大淀病院によりますと、ことし8月、分娩中の32歳の女性が深夜、頭痛を訴えて意識不明になりました。医師は高度な治療ができる病院を探しましたが、18の病院が満床を理由に受け入れを拒否。結局、女性は6時間後、約60キロ離れた大阪府吹田市の病院に転送され、帝王切開で男の子を出産しましたが、8日後に死亡しました。

厚生労働省は、高度な治療が必要な母子を受け入れる病院を来年度までに設置するよう、各都道府県に通知しています。しかし奈良県は未整備で、2004年度だけで母体が県外の病院に搬送されるケースが77件ありました。

大淀病院は「できるだけのことはやった」としています。

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奈良新聞 2005.6.26

活動資金3500万円着服-部落解放同盟県連比曽支部

大淀町立大淀病院の男性総務課係長が、同町の部落解放同盟県連比曽支部(川崎上支部長)の書記長を務めていた平成11年から6年間にわたり、支部の活動資金計約3500万円を着服していたことが22日、分かった。活動資金には毎年、町から交付される補助金も含まれていた。

同支部によると、男性は約10年前から書記長を務め、活動資金の通帳を管理。平成11年から16年までの6年間に、事務費や消耗品費などの諸経費を実際より多くかかったように帳簿をごまかし、水増しした分を着服していた。着服した金のうち約3200万円は先物取引に充てていた。

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